CRISPR/Cas9 法を用いてネッタイツメガエル胚のチロシナーゼ遺伝子をノックアウトするために必要な gRNA と、微量注入が正常に行われている事を確認するためのベータガラクトシダーゼ遺伝子を発現する mRNA を混ぜた液を提供します。
CRISPR/Cas9 法を用いてネッタイツメガエル胚のチロシナーゼ遺伝子をノックアウトするために必要な gRNA と、微量注入が正常に行われている事を確認するためのベータガラクトシダーゼ遺伝子を発現する mRNA を混ぜた液を提供します。
2021年8月11日 水曜日
チロシナーゼ遺伝子はメラニン色素の合成に関わっているために、この遺伝子のノックアウトが成功した場合、黒い色素が欠如し、白くなることが期待されます。通常、ネッタイツメガエルを用いた CRISPR/Cas9 法では全ての細胞の遺伝子が壊されることはなく、正常細胞とノックアウトされた細胞のキメラ個体となります。本キットはチロシナーゼ遺伝子を標的とした gRNA、ベータガラクトシダーゼの発現を可視化するために必要な固定液と発色液および基質である X-gal を含みますが、Cas9 は含みません。キットには以下の溶液が含まれています。キットの説明はこのページからダウンロードできます。
1.gRNA for tyrosinase と gRNA for nuclear-localized β-galactosidase を混ぜた液
(各 100 ng/µl), 2.5 µl x 2
2.固定液(2% formaldehyde, 2 mM MgCl2, 1.25 mM EGTA, 0.1 mM Hepes (pH 7.4), 2.5 mM NaOH), 1.2 ml x 2
3.発色液(0.7 x PBS, 2mM MgCl2, 0.02% NP-40, 0.01% Sodium deoxycholate, 5 mM K3[Fe(CN)6], 5 mM K4[Fe(CN)6]), 1.2 ml x 2
4.2 % X-gal in dimethylformamid, 120 µl
CRISPR ポジティブコントロールキット
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