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‣ ネッタイツメガエル
本プロジェクトでは、生体リソースとしてネッタイツメガエルの胚、幼生、変態後の幼若個体、および成体を提供しています。当リソースセンターで維持している生体リソースは、以下のように大別できます。ページ下は、現在提供を行っている系統の一覧です。詳細ページでは、派生系統を選択することもできます。
生体リソースの一覧
発注システムは NBRP 情報で構築していただきました。
「餌用フタホシコオロギの提供」からお入りください。
フタホシコオロギの提供(NBRP とは別事業として)
両生類研究センターではネッタイツメガエルの餌としてフタホシコオロギの提供(有料)をしています。変態直後でうまく固形飼料が食べられない個体の生存率を上げたいときや、カエルにとにかく餌をしっかりとらせて元気にさせたいときなどにオススメです。なお、コオロギ提供は NBRP 事業ではありません。フタホシコオロギ提供を受けるにはセンター HP からどうぞ。ただしセンターから生体リソース提供を受けた方限定です。
•野生型近交系
•近交系間 F1 雑種
•トランスジェニック系統
•変異体系統
近交系間 F1 雑種のススメ
当プロジェクトでは健康状態の良い近交系作成を進めていますが、近交が進めばある程度の近交弱勢が起きている可能性は否めません。このリスクを回避しつつ均一な遺伝的背景を持つ材料で実験を行いたい方には近交系間 F1 雑種の使用をお勧めします。近交系間 F1 雑種には近交系の遺伝的均一性と非近交系の強さを併せ持つことが期待できます。海外ではこの利点が認知され利用が進んでいます。
生体リソースを探す ネッタイツメガエル
2020-09-01
飼育と発送経費の見直しに伴い、提供価格を改定いたしました。消費税率の引上げにも対応しております。
Type: Wild type strain. Genetic modification: Unaltered.
ゲノムの解読に使われたものの兄弟姉妹から由来し、ゲノムの解読に使われたナイジェリアン系統そのもの。その経緯は、① Dr. Marc Kirschnerが入手した野生種から始......(続きを読む)
Type: Mutant line. Genetic modification: Modified artificially.
チロシナーゼ遺伝子が破壊されたアルビノ系統。メラニン色素を欠くため、胚の蛍光イメージング解析や幼生の内部観察に有用。
Albino line with CRISPR/Cas9-targeted mutation in tyr gene.
Type: Wild type strain. Genetic modification: Unaltered.
2012年まで Yasuda 系統と呼ばれていたカエル。 両生類研究センター NBRP におけるこのカエルの系統づくりは、上述のように、1998年に奈良先端大学の安田先生か......(続きを読む)
Type: Wild type strain. Genetic modification: Unaltered.
UC-Berkeley において Dr. E. Amaya からHarland 研究室に渡ったカエルがこの系統のもとになった。Harland 研究室で成長が早く性成熟に至る時間の短いカエルが繰り......(続きを読む)
Type: Wild type strain. Genetic modification: Unaltered.
1998年12月6日に雄10匹、雌4匹がジュネーブ colony から吉里名誉教授を通して両生類研究センター へ譲渡された。
Type: Wild type hybrid. Genetic modification: Unaltered.
Nigerian A と Nigerian BH の種内雑種。
Type: Mutant line. Genetic modification: Modified artificially.
hps6 遺伝子の破壊系統。虹色素胞(イリドフォア)を欠損し、また黒色素胞が少ない。内蔵が透けて見えるため、個体イメージング解析に有用。
A model of human albinism, Hermansky-Pudlak Syndrome, with
CRISPR/Cas9-targeted mutation in hps6 gene. Transparent and useful for
live imaging analysis.
提供につきましてはお問い合わせください。
Type: Transgenic line. Genetic modification: Modified artificially.
神経特異的に発現するネッタイツメガエル tubb2b 遺伝子のプロモーターの制御下で EGFP を発現するトランスジェニック系統。中枢神経系や軸索のライブイメージング解析に有用。
Pan-neuronal eGFP expression.
参考文献:Sakagami, K., Igawa, T., Sakaguchi, Y. et al., in preparation.
Type: Mutant line. Genetic modification: Modified artificially.
foxn1 遺伝子が破壊された系統。胸腺を欠損している(矢じり)。免疫学的な拒絶反応を起こさないため、細胞や組織の移植実験に有用。
Athymic line with TALEN-mediated targeted mutation in foxn1 gene. Absence of immunological rejection and useful for tissue transplantation experiments.
Type: Wild type hybrid. Genetic modification: Unaltered.
Nigerian H と Nigerian BH の種内雑種。
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