飼育の設備と方法> 変態後にサイズの個体差が大きいです
飼育の設備と方法> 変態後にサイズの個体差が大きいです
Q:小ガエルについて
16匹を1水槽にて飼育中なのですが、サイズに個体差が出てきており、大きい個体は小さいものに比べ、3倍近い大きさになっています。
小さい個体もエサは食べているようですが、水槽を分けたほうが良いでしょうか?
A:極端に大きさの差が生じた場合には水槽に分けて飼育しております。大きい小ガエルに押されて小さい小ガエルがなかなか餌にありつけない状態になり、本来きちんと育つはずのカエルが小柄な子にしか育たなくなります。
しっかり均等なサイズのカエルに育てるには平等にしっかり食べさせる環境にする等の配慮をお願いします。
当施設で小ガエルは体長(頭からおしりまでの大きさで)4cm未満程度のサイズを飼育する場合、17匹未満で飼育します。
飼育水深はカエルの身長(頭から足の長さ)を超えない深さで、容器の底面38_28cm高さ14cmの桶で飼育しております(幼生と同じサイズの桶です)。
体長4cm程度を超えた場合上記容器では狭い為、桶のサイズを一回り大きなもの(容器の底面47~35cm 高さ16cmの桶)に変えて飼育をしております。
(文責:中島妙子、小林里美)
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